先日は嬉しいニュースを報告しましたが、実は悲しいニュースもあり。
5日前、私と同い年の義姉Sが流産をしてしまいました。
私は彼女が妊娠していたことも知らず驚いたのですが…。
私が流産したときは親身になって隣で涙してくれた義姉S。
それで、少しでも彼女の力になってあげたくて
「手作りのご飯を食べに来ない?」と彼女とその息子のIくんを食事に誘ったのです。
メニューは(写真↑)
きのこピラフ、ビーツスープ、野菜のクリームコロッケ(コーン、人参、玉ねぎ、ブロッコリー入り)、かき揚げ(玉ねぎ、人参、じゃがいも、春菊)、カルパッチョ風サラダ、ブロッコリーとローストアーモンドのタヒニソースがけ、チンゲン菜と卵炒め、メロン
野菜たっぷりです!(肉食の義姉には、ちょっと辛かったかな…


義姉はまだ出血が続いているから…鉄分を意識して、ビーツや青菜、ナッツ類をたくさん使ったメニューに

彼女は私の旦那と同じくG6PD欠乏症。
結婚して7~8年間妊娠できず、念願かなって2年前にやっとIくんを産みました。
流産したときドクターに、「妊娠前の理想的な食事は肉を食べないこと、妊娠中も肉はよくない」と言われたそう。
でも肉大好きの義姉は、ドクターからそれを聞いてすごく驚いたそう。
どうも、(畜産)動物性食品にはホルモンが含まれるので、食べない方がいいらしい。
義母はじめうちの家族はみな、「肉を食べないと体力がつかないし妊娠できない」と思い込んでいて…
義母は何かと旦那に肉を勧めてくるし。
(G6PD欠乏症だからこそ、肉は避けてほしいのに…そのたびに無力感にさいなまれる私

「yuki、肉を食べないとなったら、何からたんぱく質を取ればいいの?!」と義姉が聞いてきたので…
「ブロッコリーやほうれん草(青菜)、豆類はたくさんたんぱく質があるよ」と教えてあげた。

こういう、野菜の「つぼみ」の部分って、本当に栄養がたっぷりなんだよねぇ。
そして、「妊娠したいなら朝、昼、夜と一日3食食事をとること」
「なるべくアルカリ性の食事をするように」、ドクターに言われたらしい。
画像はhttp://www.alkalinedietblog.com/#sthash.Ns6EkdRK.dpbsからお借りしました。
アルカリ性の食事とは、野菜や果物中心の食事のこと。
義姉は酸性傾向の食事が原因で、腸に持病も抱えています。
「アルカリ性の食事をするように」と、これまでも何度かドクターに指導されているのですが…
モロッコ人の義姉Sは、普段料理するのはパンかチキンくらい。
野菜…とりわけ青菜類はまったく!料理しないそう。
理由は旦那さんが野菜が嫌いだから。
妊娠しやすいのはアルカリ性体質ということらしい。
画像はhttp://www.greenme.it/からお借りしました。
そんな義姉に、野菜料理のレシピを知ってほしくて、かきあげの作り方を実際に見せました。
義姉は興味津々だったようで、「これから、時々こんな風に、yukiの野菜の調理法を見せてほしい!」
と言われたので、今後も食事会をすることになりそうです

そして「この残ったお料理、全部持って帰っていい?」と聞かれたので「もちろんOKよ~

今回の義姉の流産は残念でしたが、また新たな命が宿ってくれることを祈って…
その日を夢見て、野菜をこれから少しでも多く食べてくれますように。
彼女に励まされ、私も(ポテチばっかり食べてちゃだめだな~…と?!)食に対する姿勢を新たにしたのでした(/ω\*))((*/ωヽ)
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またまた長い間ブログを放置しすぎ…
長い間あきすぎて、何から書いたらいいのか分からないのですが。
こんなブログにも関わらず、ずっと訪問してくださっていた方もいらしたようで…本当に感謝です。
先週末、ついに義弟Yが結婚しました。
ずっと母親(や私)に頼りっきりだった義弟。
ついに自立に踏み切り、この家を出ていってくれた・・・


先週末は結婚パーティーを我が家で開催しました。
イスラムの結婚パーティーは私も初体験で、驚きの連続でした。(写真はないのですが…)
収穫したゼブラトマトと一緒に。
その結婚した義弟ですが、バイトは週末の数時間だけ。
一体どうやって奥さんを養っていけるのか?不思議です。
(まぁ、奥さんも働いているようですが)
お金は持ってないはずなのに、新居は高級マンション、高級車、高級バイクを乗り回し。
海外旅行にも頻繁に行ける…
絶対あやしい。
私の旦那は毎日仕事に行っているのに、大した稼ぎじゃないから、いまだに親元で同居ですよ

車は中古でオンボロ。

旅行にも行けない。

なんなの?!この差は~??
まぁ、その義弟Y、素行が悪いというか、絶対まっとうな生き方はしていない人・・・。
以前警察が警察犬連れてうちに来たとき、一人だけやたら挙動不審だったし。
平日は働きもせず、親の手伝いもせず、好きなことばかりして…
いまだに親のすねチューチューかじって、何から何まで親にたよってきた。
そんな横道それた人と同じ屋根の下にいることは、私にとっても苦痛でした。
だからうちから出て行ってくれて、私は内心ほっとしているのです。
これでもう奴のために料理も洗濯もしないですむ~!
日本のような、細い品種もあります。
とはいえ、モロッコ人男性にとって、母親のもとを離れるのは本当につらいことらしい。
義姉いわく、「家族はハッピーだけど、義弟だけはさみしい気持ちだろう」とのこと。
義弟、役所で結婚を証明したとき、すごく怖がって震えていたらしい…←ルンルンで籍入れた、私たち夫婦とは真逆

確かに、モロッコ人男性、少々マザコンよりなところがあるわな~、と納得。(失笑)
そして、今週はじめから甥っ子はじめ家族は全員、マレーシアに旅行に行ってしまいました。
日中は私はこの広い家に一人きりです!
義弟もいないし、気分すっきり?!
一人の時間を有意義に使いたいと思います~。
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日曜のサッカーUEFA EURO2016決勝、すごかったですね。
フランスはサッカーが国民的スポーツであり、今年は開催国ということで、昨日はこの話題で持ち切りだったのではないでしょうか。
試合開始20分足らずでまさかのロナウド(ポルトガル)がパイェ(フランス)の足蹴りをくらい負傷。
そして泣く泣くピッチを去ることに…!
これ、ポルトガルが勝ったからまだ救われたものの、これで負けてたらパイェはポルトガルファン大勢の怒りを買っていただろうな。
まぁその後もテクニカルエリアから監督なみに指示を出し、監督に暴行をしてまで


必死に声をかけていたロナウド新監督

旦那は「今年はテロで悲しいことが起きたから」とフランスに勝ってほしかったみたいだけど、私はポルトガルが勝って嬉しかったな。
いつもは試合後けたたましいクラクション

多くの人が悲しみ、多くの人が喜んだ、一日でしたね。
MVPはフランスのグリーンズマンが獲得。
画像はお借りしました。
家族のキッチン用に、排水目皿を買ってきた

右はいんげん豆の種です。
排水目皿、使ってくれるかな~… (・Θ・;)
排水目皿があると、穴に残飯が詰まっていちいち取り除くのに面倒だし、水が流れにくくなるので使わない可能性高し。←大家族なのでちまちましたことしてられない
いんげん(Haricot nain)は、今年は二度も蒔いたものの、全くダメで、三度目の挑戦です。
あ、そして日曜はウィンブルドンも最終日でしたね。
優勝のマレーおめでとう!
サッカーではさんざんだったイギリスにも光が~(o´・ω・)从(・ω・`o)♪
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ご無沙汰しています

しばらくの間、かなり放置してしまい…気づいたら7月に!
あの苦痛のラマダンも(?)今週初めにやっと終わりました。
まぁイライラマックスなひと月でしたが・・・
というのも、毎日、地下の私のキッチンの床にある大きな排水溝がつまり、汚染水が溢れて地下がまた洪水状態になっていたんです

毎日毎日洪水、掃除の繰り返し

それも、義母はじめ家族が使用している1階のキッチンで、大量の残飯をそのまま排水溝に流すので(三角コーナーも排水目皿もなし)

もともとよく詰まるんですが、ラマダン中は特にひどく( ̄ロ ̄lll)
まぁそれで、「食べ残しは排水溝に流さないで~!」と伝えたんですが、改善せず。
もう大家族なうえ、日本人のように”もったいない”という感覚がないからか…ご飯も余った食材も一日ごとに捨てまくり。
ごみの分別も全くせず生ごみに瓶や缶を平気で入れる…(分別用に袋が配られているのに)。
揚げ油もドボドボ流しに流しているし…
モロッコ人ってみんなこうなの?!って毎日カルチャーショックです。
ラマダンとか勝手にしてくれていいけど環境のことは…?!自分だけがよければいいって問題?!ってまたイライラ。
日本の隣のどこかのお国の人とよく似ているわ~

甥っ子くんを見るとそんなイライラもふっとんで、私を癒してくれるんですが

4月10日に苗を定植したブロッコリー、今週初収穫しました↑
ラズベリーも、毎日嫌と言うほど取れるし誰も食べようとしないので困っているほど。
義姉B家族5人はラマダン中は毎日うちに来て夕食を食べに来ていたのはいいのですが…。
食べるだけ食べて、料理の手伝いもしない、片づけもしない、部屋を汚すだけ汚して帰っていく

食事の終わった夜0時頃に、私や義妹、義弟の彼女で片づけ…
なんで私らがあの5人(しかも一番汚してる本人たち)の世話までして養っていかなあかんねん!と何度不思議に思ったことか。
でもモロッコ人、「家族の絆は大事に、手伝える誰かが進んで手伝う」、そういうお国柄なんでしょうね~・・・
だから、「手伝わない誰か」がのさばって、やりたい放題になると思うんだけどねぇ。
でも私より義妹の方が毎日一生懸命料理、片づけと苦労していたから、ラマダンもしながら本当に大変だったと思うけど。
彼女、グチひとつこぼさないし、それが普通だと思っているのがすごい。
働きもせず、日中はゴロゴロ寝て、夜になったらうちに食べに来て…って、義姉Bの再婚相手もすごいわ。
庭もごっちゃごちゃに色々植えまくっています
今はこんな感じに…↑
アルザスもようやく暑くなってきて庭仕事がきつくなってきましたが…
日本から届けてもらった種で育てた野菜たちがぐんぐん成長している姿は嬉しいものですね!
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